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Laptev, A.; 原田 秀郎; 中村 詔司; 堀 順一*; 井頭 政之*; 大崎 敏郎*; 大釜 和也*
AIP Conference Proceedings 819, p.402 - 406, 2006/03
飛行時間法(Time-of-flight: TOF)法による中性子捕獲実験では、中性子源で強力なガンマフラッシュが発生する。このガンマフラッシュにより検出器は著しい影響を受け、線波高シグナルのベースラインが歪められてしまう。この歪みは、測定される線ピークの収量に影響を及ぼしてしまうという問題が生じてしまう。そこで、ベースラインの歪みに対する補正因子を求める手法を開発し、補正量を定量的に求めた。
Domingo-Pardo, C.*; O'Brien, S.*; Abbondanno, U.*; Aerts, G.*; lvarez, H.*; Alvarez-Velarde, F.*; Andriamonje, S.*; Andrzejewski, J.*; Assimakopoulos, P.*; Audouin, L.*; et al.
AIP Conference Proceedings 819, p.288 - 292, 2006/03
CERN n_TOF施設においてPbとPbの中性子捕獲断面積を中性子飛行時間法により測定した。Pbでは 2.5keV以下において初めて2つの強い-wave共鳴を見いだした。Pbでは、以前の2つの測定には報告されていなかった多くの(97個)の共鳴を明らかにした。宇宙における鉛アイソトープの元素合成に関する新たな知見が得られた。
Terlizzi, R.*; Abbondanno, U.*; Aerts, G.*; lvarez, H.*; Alvarez-Velarde, F.*; Andriamonje, S.*; Andrzejewski, J.*; Assimakopoulos, P.*; Audouin, L.*; Badurek, G.*; et al.
AIP Conference Proceedings 819, p.283 - 287, 2006/03
CERNにおける飛行時間法実験施設n_TOFにおいてLaの中性子捕獲断面積を0.6eVから9keVのエネルギー領域で求めた。データは R-matrix法を用いて共鳴パラメータを求め、平均準位間隔を導いた。このデータからマックスウェル平均の中性子捕獲断面積を求め、過程の主成分に関する宇宙モデルで合成されるLaの存在比を求めることができた。